モエビオンRPG

これでもか、これでもかと「萌え」という単語の飛び交うゲーム
つくった人間は脳に何かが沸いてるに違いない


ルールはいたってシンプル
能力値個のサイコロを振って、4以上の出目が出たサイコロの数=成功度というもの
1の出目のサイコロが2個以上あればファンブル、6の出目のサイコロが2個以上あればクリティカル
あと、自分の「萌え」に関する事だとダイス+2なので、
どんなものに「萌える」のかキチンとデータで処理する必要があるそうな


「騎士道萌え」とか、「知識萌え」とか、「献身萌え」とか


「忍び足萌え」とか、「神の愛萌え」とか、
「タフネス萌え」とか、「野伏萌え」とか


データ全部に萌えつけてんじゃねぇ!


と、まぁそんな感じ
HP相当の「大事なもの」は6つまでしかもてず、ダメージを受けると壊れる
能力値が増えれば増えるほどクリティカルとファンブルがやたらめったら増える
萌えれば萌えるほどMPが増えて、クラス毎の特技が使えるようになり
萌えれば萌えるほど大惨事になる
おまけに、ファンブル表もクリティカル表も大惨事で、
関係をダイスで決めると1/6の確率でツンデレかよ!


データ的には予想外にバランスが取れているので、簡単にキャラの作れるドラゴンハーフのようなノリでプレイすると吉かな
萌えの連呼は色々と悲しいが
ファンブル表や、種族データをドラゴンハーフと混ぜれば、かなり出来がいい遊びやすい、お笑い形システムになれる予感もする


一応、致命的な欠点:ルールブック読みにくすぎ