ゆうやけこやけ第3話

はい、というわけですっかり滞っていたゆうやけこやけのレポです。

  • 第三話・雪山の小冒険

まずは2週間前にやった明治編から。
一応、キャラに関しては[前回のレポ参照]という事で。
各キャラの変化についてしか書いていかない事にします。

雪音
あれからすっかりと性格が丸くなり、村のおやしろ様として一つ名町の生活に溶け込んでいった彼女。
油揚げの味に目覚めてお茶目度が増しましたが、人一番責任感と自尊心が強い性格は相変わらず。
村人から慕われながらも、今日も元気に村人を元気付けていきます。

ルル
アレから再び村から旅に出たルルは江戸時代の間、日本各地を旅していました。
むかしに比べると殺伐さは一気に減少。
むしろその天然っぷりに磨きがかかって今回見事にヒロインの座へ

ぱだ
相も変わらず「食べる」、「化ける」、「ボケる」のほのぼのまったり三拍子を揃えた彼女*1
明治編に入りましたが、その性格にはなんらかわりはありません。
中の人は少しづつ「うをー、戦いとか暴走とかしてぇぜー」とか壊れつつあります。

ゑね
はちすけが降板し、代わりに一つ名町に舞い降りた小鳥のへんげ。というわけで今回初登場*2
周囲をフォローする心優しい性格の小鳥でさんです。

チェスター
江戸時代にはエセ外国知識でも通用してきたんだけど、文明開化でそうも行かなくなったぜ!
というわけで頭の中にきのこでも生えたかのように一気に子供っぽくなりました。
毎日野山を駆け巡って遊ぶ活発怖がりな少年です。
あ、「こいのやまい」は抜きました。動きにくいんだもん。*3


開始前からメンツは壮絶に盛り上がっていた。
そう、よりによってドラゴンボールの話に。
「けもの3*4、か。ゴミめ!」
「ふぅ、あのような下等生物(略」
「ルルのことかー!」
「ふっふっふ、一つ名町のオヤシロであるこの私はあと2回変身する事が出来るのですよ」


よりによってフリーザ編で
というわけで、セッション開始。
第三話以降の話はマスターと全員の協力があいまって複雑なお話になったので前回のような物語調のレポはやめることにします。
ぶっちゃけ、読みにくいしね。


時は明治、山がすっかり雪化粧をしてしまったその頃。
一つ名町のへんげ達は幸せな日常を過ごしていました。
「山が雪でいっぱいだから遊びに行こう!」とへんげ達に呼びかけるチェスター
「え?おいしいものあるん?」とかみ合わない会話を繰り広げるぱだ
「うぅぅ……酷い目にあったにゃ」となにやら異変を感じつつも、他の皆と一緒に遊びに出かけるルル*5
「あっぶらあっげ〜♪あっぶらっあげ〜♪……悪いが、わらわはそんな子供のような遊びよりもっと大事な用事があるのじゃ!」と遊びの誘いを断ってまであぶらあげを買いに行くあぶらげ中毒症患者、雪音
「おお、オヤシロ様に……また動物達がたくさん。おせんべいでもどうですか?オヤシロ様」と、超!フレンドリーな村のおじいさん達。
「え?せんべいくれるん?」とがっつくぱだを見て、
「あ、あの私も……くれますか?」と人間に変身までして控えめに言うゑね。
いつもと変わりない幸せな日常。
そう、あの時はまだ、あんなことが起ころうとは誰も考えていませんでした。

  • というわけでオープニング。
  • 偶然村に立ち寄った華族のお嬢様が、執事の元から勝手に逃げ出して村で遊ぼうとすると……というところからはじまるてんやわんやなお話です。
  • オープニングでいきなりお嬢様の乗ってきた馬車に轢かれるルル。そういうプレイは真似できないなぁ。上手い。
  • そして、相変わらず天上天下食物最高なぱだ。いや、ホント和むなぁ、こういうプレイ。
  • 私は今回、物語の牽引役に近い位置に行きたいなぁ、と思い「せっかち」で興味津々なロールプレイの方向で。はたして上手くいったやら?単に引っ掻き回していただけのような気もする。


事の始まりは白いもこもこでした。
雪山の方へ遊びに出かけるはずだったルル、ぱだ、チェスター、ゑねの4人は、村のはずれの馬小屋の軒下にうずくまるそれを見つけてしまったのです。
何事か!?とおどろくへんげ達。
チェスターはあまりにも怖いので「あ、あれ饅頭かもしれないよ!」といってぱだを様子見に行かせます。
ぱだが近づいていくと、その白いもこもこは声を発しました。
「た、たぬき!?」
なんと、その白いもこもこは洋服を着た一人の女の子だったのです。*6
ぱだを捕まえられて、思わず姿を見せるへんげ達。
ルルは和服姿の女の子に変身して、その白いもこもこの前に立ちます。
しばし沈黙して見詰め合うルルと白いもこもこ。
「「アンタ一体誰なのよ!」」
二人は指をさしあいながら、同時に叫んだのでした。
これがその女の子、真里菜ちゃんとの出会いでした。

  • というわけで、その脱走お嬢様、真里菜ちゃんとの邂逅シーン。
  • やっべぇ。ルルと真里菜の息がぴったりです。今回のヒロイン役はどうやらルルな様子。
  • 関係ないが、ぱだを前に出そうとするチェスターの動きは、ダンジョンシナリオをプレイしているときよりも慎重なプレイングな気がする。我ながら汚いぜ!*7
  • その裏では真里菜を追う執事のジョージさんと雪音ちゃんが会っていた模様。
  • こちらも「わらわがこの一つ名町の神様なのじゃからな!」
  • 「オ〜ウ!「カミサン」デスカ!デ、オットサンハダレデスカァ?」とかみ合わない素敵な展開が。


「あの、おせんべいでもどうですか?」
「え?何これ……食べれるの?」
「ふっふ〜ん!おせんべいも食べられないの?アンタ」
「ば、それぐらい出来るわよ!……硬い……」
ゑねがふるまったおせんべいのおかげか、
しばらくするとその女の子はみんなとせんべいを食べながら自分のことを話してくれました。
華族のお嬢様って事とか、着ているのは「洋服」っていうものだとか、そして
「で、なんでこんな所にいるの?」
「それが……その……」
「「「「か、怪物に追われて逃げてきただって−っ!?」」」」
「えぇ、ジョージっていう大きなのに……」
「き、きっと山よりも大きくて、火とか吐くんだよ!うぅぅ……怖いよー」
「あ!私の事踏み潰したのもきっとそのジョージっていう怪物だにゃ!」
「え?それおいしいん?」
「怖いに決まってるじゃない!」
こうしちゃいられないとばかりに、いろんな意味で勘違いをしながらも彼女をなんとか匿おうとする4人*8
チェスターも協力するために人間語で挨拶をするのでした。
「う、ウサギが喋った!?」
「うん、このあたりのウサギって結構喋るんだよ」*9
「そ、そうなんだ……」
さて、そんなこんなでみんなでとりあえず逃げようとした矢先に、森の中に声が響き渡ります。
「マ〜リナサァ〜〜ン!ドゥコイッタンドゥエスカァ〜!」
「っ!ジョージが来たわ!」
様子を見るために飛んでいったゑね。
次の瞬間、声の聞こえた方から炎が湧き上がります。
「「じょ、ジョージが火を噴いた〜〜!?」」
へんげ達は一目散に真里菜お嬢さんを連れて山へと逃げるのでした。
「え?みんなドコいったん?」
ぱだを残して

  • というわけで、お嬢様との邂逅シーン。
  • ジョージを怖がるあったまわるいロールプレイが楽しいのなんの。雪音がおびき寄せるために使った「おにび」をジョージの吐いた炎を勘違いして、ウサギの能力「だっしゅ」で一目散に逃げ出しました。
  • ルルと真里菜の二人をもっと見たかったのであえてぱだを残してみました。するとこれが素敵なサプライズに。彼女はこの後真里菜に化けてジョージと雪音を騙しちゃうんだからこれが面白い。*10
  • それはさておき、おせんべいを知らない真里菜とそれを勝ち誇るルルの構図は見ていて非常に面白い。それでこそのおんなのこだ。


「はぁ……はぁ……もう歩けないよぉ」
「えー、もう歩けないの?なっさけないなぁ」
「あ、ごめんね。女の子なのにこんな雪道辛いよね」
さて、逃げたはいいけどあんな怪物かないっこない!というわけで2人と1匹は髪長姫*11の事を頼ろうと山へ登っていこうとするわけですが……
華族のお嬢様の真里菜に雪道を歩くのが耐えられるわけも無く、休憩を取ることに。
「このぐらい歩けないの?」
「だって私……」
ここで華族生まれ特有の愚痴を言い始める真里菜。
「公爵様とか子爵様だったら忙しいよね、大変だね」等と一人意味の分からない納得をチェスターがした所で突如雪球が!
顔面に直撃した雪を振り払って見ると、そこにはいたずら好きのサルのへんげ、ておの姿が。
「へっ!誰かと思ったら馬鹿猫のルルによわむしチェスターじゃねぇか!」
「にゃ、にゃにをするのにゃ!この!」
「へっ!そんな雪球怖くない……ぐえっ!?」
激昂したルルは近くにあった白い玉……チェスターの身体をておに向かってブン!と投げつけます。
直撃する目を回した真っ白なウサギ。
「てめぇ!やりやがったな!」
お返しとばかりにておもチェスターをブン!
「ふっざけるにゃぁ!」
ブン!
「やる気か!ルルのくせに!」
ブン!
ブン!ブン!ブン!ブン!
「たぁ〜すけて〜!」
哀れチェスター、雪の中に散る……すんでの所でそれをとめたのは
「なぁにをやっておるのじゃ……」
「げっ!雪音のヤツが来やがった」
「おぉ!雪音!あいつらがひどいんだにゃ!」
騒ぎを聞きつけて現れた雪音と
「オジョウサマ〜〜!」
怪物、ジョージだった。

  • というわけで、ておとのファーストコンタクト+パーティー合流。
  • 玉代わりに投げられるチェスターなにこの弄られやすさ。ふっ……計画通り(嘘)
  • ここでておはゆっくり退散
  • と、その前にキツネの特殊能力「こあくま」*12で雪音に対して「恋」の感情を抱いてしまいます。「こあくま」怖いよ!
  • その後、ジョージに関しての誤解をようやく解くチェスターとルル。
  • でも、彼女の悩みを打ち明けられた以上、見過ごすわけには行きません。「おねがい」や「すりすり」を駆使してジョージを説得し、彼女が今日一日一つ名町で遊ぶことを許させたのでした。
  • や、願い事を聞かせる「おねがい」強いね。これでたいていの事は出来そうだぜ!
  • あと、「ウサギは喋るんだよ、別に変じゃないよ」と「しらんぷり」の能力を使って動物形態のままプレイするのは悪いプレイだと自分でも思った!
  • 一方舞台裏ではておが仕返しのための策を練り始める。人間嫌いの彼はどうにもルルたちを許せない様子
  • そして、「へっへっへ!これで一泡吹かせてやる!」と言ってておが取り出したのは一つの虎バサミ*13……


お祭りはいつも通り唐突に始まった。
雪音が「おにび」で人を寄せ集めて、ぱだが「たぬきばやし」でみんなと一緒に踊りだす。
飲めや遊べの大騒ぎの中で、真里菜もジョージもこの村を堪能していったのだった。
そこでチェスターは能力を使って、真里菜を犬の姿にしてあげる。
動物になってルルと一緒に森の中へ遊びに行く真里菜。
だが、楽しく遊んでいた彼女が家路に着こうとしたとき……
「にゃ、にゃぁっ!?」
ルルが突如悲痛な叫びを上げた

  • というわけで、お祭りシーン。思い思いの演出で祭りを盛り上げる。キツネやたぬきはシーン全体攻撃があって羨ましいぜ!
  • ここぞとばかりに真里菜を「つきのひかり」で動物に変身させてあげるチェスター。
  • が、「みんなに秘密にしてくれたらいい事してあげる!」等のそのときの真里菜へのセリフをひたすらちゃっぴー氏に「えろいなぁ」と冷やかされる。う、うるさい!他意はないぞ!犬の姿にしたのも、首輪を云々*14も別にエロスを求めてじゃなくて単に思いついただけなんだ!……と主張する。
  • 素でやってる時点でアウトです。生まれてきてごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……
  • それはさておき、ておの罠にかかって負傷したルル。ゑねが医者を呼んでくれたおかげですぐに治療が出来ましたが、ておは反省した様子もなく逃げてしまいます。
  • 出血が酷く寝込んでしまうルルを看病するへんげ達。その後ろで心配そうな顔をしていた真里菜は一人のへんげから「山奥にある傷に聞く温泉の話」を聞くのでした。


朝目が覚めると、そこは今年一番の霧。
そんななか、ルルの看病をしているチェスターの元へゑねが現れます。
「大変なの!真里菜ちゃんがいなくなっちゃった!」
「な、なんだってー!?」
ルルに安静にするように言い残して飛んでいく*15二匹。
その後ろで、こんな声が聞こえたのでした。
「姉さん!動いちゃダメですよ!」
「本当に行くんですか!?」
「なに、抜け道を通っていけば安心にゃん。籠を運ぶのは任せたにゃん」

  • というわけで、突如いなくなった真里菜を追いかけるへんげ達。どうやら雪山の方へ消えた模様。
  • ルルもネコの仲間を呼んで、鉄鍋の中に入って出撃です*16
  • ぱだが飛行船に変身してルル以外の4匹は一路山の奥へ……そこでは、てお達の意地悪のせいで道に迷った真里菜が凍えていたのでした。
  • というわけで、ておを皆で懲らしめるシーンが始まるのですが、あまりにあまりなシーンなので自主規制しておきます(笑)
  • 「おばけ」「なんでもへんしん」「おにび」に「にせもの」、へんげの能力を駆使しての壮絶バトル……もとい、てお苛め(笑)

「大地がのたうってサル達に襲い掛かるぞ」
「ヒ、ヒィ!助けてー!兄じゃー!」
「うろたえるな!山猿はうろたえないっ!」
「……第一感封印!」
「な、乙女座のパダが本気を出しただとっ!」
「いくのにゃ!ララ!リリ!レレ!ロロ!「ラ行特選隊」の力を見せ付けるのにゃ!」
「ギャ、ギャーーーーーー!く、食われるーーーー!」
もうゴール(省略)してもいいよね?

  • 結局最後には観念したておに無理やり真里菜とルルに謝らせてへんげと真里菜たちは無事に温泉へとたどり着いたのでした。


というわけで、全員で温泉に入るシーン。
「はぁ、いいお湯だにゃ〜〜生き返るにゃ〜」と怪我も忘れてご満悦のルル
「広いわ〜」と泳ぐぱだ
「ホント、ずっとここにいたいくらい……」と華族としての生活に戻ることを少し拒否する真里菜。
表情が曇った彼女を勇気付けるかのようにへんげ達は約束をしたのでした。
「またいつでも戻ってくるといいよ」と


そして、その日、彼女は馬車で町を去っていきました。

  • というわけで、エンディング。とりあえず女性PCの「読者サービス」に対する意欲は異常、とだけ言っておく。
  • 最後は女の子達のお湯の掛け合いではしゃぎながらほのぼのあったかのエンドでした。
  • え?女の子じゃないチェスターは、って?*17お湯に混じって投げられてましたが何か?
  • そんなこんなで無事終了。とりあえず、クライマックスっぽいクライマックスがあるのはよかった。こっちの方が盛り上がるね。
  • 結構2転3転なシナリオだったのに、終わった時刻は終了時刻の一時間近く前。ゲイシャガールウィズカタナを髣髴とさせるプレイ感覚だ。
  • チェスターはオトボケ暴走役としては及第点だったかな?締める所はキチンと締めたし*18
  • 次回は昭和編。今日やりました。チェスターが恐ろしいことになってます。自分でもまったく予想しない方向に。
  • つか、この形式適当に書いたけど前よりもっと疲れるし読みにくいよ!
  • アレだ、楽しかった部分を全部書こうとすると多くなりすぎる。素数のみ書き出すくらいの勢いで要約する能力を身につけようぜ、俺

*1:見てて和む野生動物ロールプレイが実に上手い

*2:次回はあるの?

*3:無駄に恋愛要素増やすよりこっちの方が面白かったので、たぶんこの選択で正解だったと思う

*4:ゆうやけこやけで「身体能力」を表す能力値。ちなみに4が限界だ!

*5:どうやら、馬車に轢かれたらしい

*6:ぱだ曰く、「美味しくなかったから饅頭じゃないでぇ」(←かじった) 

*7:詳しくは後日書くであろう六門レポ参照というにとどめておきます

*8:正確には人間に変身しているのはゑねとルルだけなので、2人と2匹

*9:嘘を貫き通せるウサギの能力、「しらんぷり」を使用

*10:というのも、システム上の関係で雪音もジョージもぱだの「へんしん」を見破れないんで

*11:このあたりのへんげの元締めをやってる土地神

*12:相手の第一印象を操作するというキツネの能力

*13:昔自分がかかったもの

*14:これはエロ過ぎるという事で却下された

*15:トリの能力「つばさ」で文字通り飛んでく

*16:彼女曰く、籠らしい

*17:聞いてねーよ

*18:ておに誤るように「おねがい」したり