2日目夜「真夜中のうめき声」

題名が違う気もするけどきにしない!
ドラゴンズクエストが終わってグダグダと他の部屋を回ってたら面白そうなことをやってる所が!
というわけで特攻させていただきました。
ほのぼのあったかろーるぷれいんぐげーむ、ゆうやけこやけ
GMは黒猫夜先輩。


このシステム、ちょっと田舎の町で
ちょっと人に化けたりできる程度の妖怪になって
ちょっとした悲しい出来事に出会って
それを解決してちょっぴり幸せであったかな雰囲気になる
そんなゲームを想定しています。


戦闘もなければサイコロも振らないシステムで、
あるのは「人とのつながり」と「夢」と「不思議」
そんな感じ。
基本はロールプレイでポイントを集めて使う天羅万象系システムなので、ロールプレイが苦手な人にはお勧めしません。


選べる妖怪は狐、猫、犬、兎、狸、鳥の6種類。
PLは四人だったので、バラバラに選択しようということで。
変身が得意で、自分の社を持ったりできる「狐」
人との繋がりを増やしやすい「犬」
様々な演出特技を手に入れる「鳥」
動かないことでボーナスを得られる「猫」←俺
をそれぞれが選択しました。
関係ないけど、ルールブックの狐と犬はイラストが結構えっちぃでした(何)


「GM−、変な服って特徴は、どんなのがOKなの?」
「和服でもなんでも、時代的にパッと見で変ならそれでいいよー」
「じゃ、夢のあふれる宇宙服を常に着ているとか!」
「狐に空を飛ぶ特技があるし、いいかもしれない!」
「勘弁してくれー!」
「鳥目も鳥頭もいらん、遠い人だけとって、能力地はおとなを限界値の4に……」
「よし、首輪に白い毛をとって…ご主人様ゲット」
「あ、ご主人様の設定は?」
「小学生の男の子でー」
「あ、じゃぁそれシナリオに使わせてもらおう」


なんだかんだの後に
人とずれた感性をもつ1000歳overなカラス天狗♀、ヤト(PLはcielx先輩)
社で子供たちと遊んでばっかりの1000歳越えだけどおつむはよわよわな狐少女
ご主人様大好きな健康的エロ系ヤンデレワンコ、宮元みやび(PLはtatari先輩)
そして、俺の作ったのはだらけ&ワンパクの差が激しい生まれて半年の猫、キヌタ


そして「どこが、ほのぼのあったかだ!」って感じのセッションが始まった。
……B-29とか、猫街中引きずりまわしの刑とか、夜の学校で怖がってる少年に怖いよー!と嘘いいながら全力で抱きつく半裸少女とか、犬鍋とか。


公式シナリオなのでネタバレは控えます。システム的な感想。

  • システムはほんわかまったりするのに必要最低限な物しか残してません。処理が軽い軽い
  • ただ、幕間にそれぞれの絆を深める時の処理がとてつもなく重い。もう少し軽くても良かったかな?
  • RPは基本的に自由なので癒し系演出を心がける必要あり。
  • 逆にRPしすぎて話を進めないとグダグダになってしまう(3幕での私の行動はミスだったなー)
  • ふしぎ(特殊能力に必要なポイント)が溜まりすぎる感じがする。関係5LVもいらんやん。


プレイは実に面白かったです。
猫には「ぐぅたら」という、「能動的に動かないことでボーナス」という特殊能力があったのですが、それもいい縛りプレイになったかな?
癒し系描写重視のRPなので、寝ている描写だけでも夢をもらえるというのが、ね。
PLはみんなそれぞれそれっぽい感じのキャラで楽しめました。
最後に、なんとなくオープニングの妖怪3人の会話を思い出して書いておきます。
個人的にこのゲームの雰囲気を一番表してる感じがしたので。


「ねぇねぇ、なんで空にはあんなにでっかいおまんじゅうが浮かんでるの?」
「ふむ、確かに手が届かないのぉ」
「あれは月だよ。……人間はあそこまで行くことができたらしい」
「えー?本当!」
「で、どんな味だったのじゃ?」
「なんでも、‘うちゅうふく’というのを着ないと触れようとしてもすぐに死んでしまうらしい」
「なんじゃ、毒入りまんじゅうなのか」
「……間違ってるが、問題ないので、よし!」


また、やりたいなぁ。